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■ お笑いシャンテライブ
■「お笑いシャンテライブ」のビデオについて
その昔、TBS系の深夜に放送されていた「ますこっとたわー」というテレビ番組に、若手芸人がネタ見せする「お笑い商事」というコーナーがありました。  そこに出演していた芸人さんのネタが収められた物のようです。 (各巻ビデオ冒頭で「ますこっとたわー」の司会者であったルー大柴さんが説明しております。)  なお、「シャンテ」とはこの番組が収録されていたショッピングビル「日比谷シャンテ」のことです。 プチ情報としては、ラジオなどで大竹さん三村さんと共演している「ちはる」さんも「ますこっとたわー」の司会者でした。

Vol.1 Vol.2 Vol.3  

★ お笑いシャンテライブ Vol.1 ★
LIVE
不明

VIDEO

制作:(株)ビー・エム・シー/(株)メディアタックエンタープライズ
発売・販売元:松竹株式会社 ビデオ事業部
発売日:1996年7月22日 時間:48分
出演者:まじかるず バカルディ ピンクタイフーン キリングセンス デンジャラス ほんじゃまか

       


バカルディの出演時間は約6分。 コントタイトルは表示されないので不明です。 内容は全く違いますが、さまぁ〜ずライブ4「ブティック・ヨーコ」のように、大竹さんが洋服屋の店員、三村さんが買物にくるという設定です。 大竹さんは洋服屋の店員ですが、「紺ブレ」 「インナー」 「カジュアル」 「定番」などの意味がうろ覚えなので、三村さんが混乱してしまうという流れ。 また、このコントでは三村さんが発する言葉を大竹さんが同時に言い当てるという初期によく使われていたネタが披露されています。 大竹さんは若草色のジャケットを着ていて、一瞬ナポレオンズの大きい方の人に似てると思っちゃいました。
■(ブティックネタ)

大竹さんが店員を勤める洋服屋さんに三村さんが訪れる。 三村さんが商品を選んでいると、

竹 「よかったら、またどうぞ〜」
三 「今から見るんですけど・・・」

「ジャケットを探しに来た」という三村さんに大竹さんは、

竹 「どういった勘違いの・・・」
三 「勘違いのは探してないですよ」

紺ブレを薦める大竹さん。 三村さんに断わられると、茶色のジャケットを指して、

竹 「じゃーこっちの紺ブレは?」
三 「紺ブレじゃないじゃないですか!?」

茶色のジャケットを強く薦める大竹さん。 「冬っぽい」と、今一つのらない三村さんに大竹さんは、

竹 「今年はこの色が流行るらしいよ〜 今、バリじゃみんなこれだもん」
三 「バリ! バリ島で流行っちゃってるんですか!?」
竹 「粋なバリジェンヌはみんなこれ着てるもん」

なんとなく茶色のジャケットを試着する三村さん。 「少し大きい」と注文をつけるが、大竹さんは袖を折り、無理矢理解決させてしまう。 そして「どうやって着たらオシャレになるか」という三村さんの質問に大竹さんは「ジャケット自体ダサイ。 普通に着たらダサくなっちゃうから」とアスコットタイを持ち出し、三村さんの首や頭に結びつける。

竹 「これは何かね?」
三 「何かね?って、犬みたいじゃないですか!」

さらに「インナーはどうしたら・・・?」という三村さんの質問に大竹さんは「インナーは使わない」と一言。 驚く三村さんに「インナーってなに?」と大竹さん。 あきれる三村さんは「中にきる服ですよ」と教えるが、

竹 「ラフに着るならTシャツにウェットはいたりね」
三 「ウェットはいちゃうんですか!? スウェットじゃなくて!?」
竹 「あとカジュアル付けたりね」
三 「付けちゃうの!?」
竹 「付けないの!? カジュアルってなに? またわかんなくなっちゃった」

その後も「着くずし」と言って、三村さんのTシャツをズボンから引っ張り出し「君がやるとヨゴレだね」と発言する大竹さん。 「もういいですよ」と半ばあきらめムードの三村さん。 しかし大竹さんは「気に入ってこのジャケットを絶対に買う。 私は人の心が読める。」と妙な事を言い出す。 半信半疑の三村さんに自信満々の大竹さんは「1〜9で好きな数字を言え、同時に言い当てる」と言い、

三 「いきますよ。 せーの」
三 「な〜な」
竹 「に〜な」
三 「今、に〜なって言ってなかったですか!」
竹 「言ってないよ」

何度かこのゲームにチェレンジするも、全てうやむやにされ腑に落ちない三村さん。 しかし大竹さんの予言通り? 購入を決意する。 だがここで大竹さんは「これ結構人気商品なんですよ、苦学生とか劇団員に・・・」とダメ押しのセールストークを外してしまう。 「なんか買うのヤダな」と不安になる三村さん。 なんとかフォローしようとする大竹さんは、

竹 「ウソ、ウソですよ。 ホントは全然人気無い」
竹 「だってこれ去年の残りもんですしね。 僕に買えって言われても買わないなぁ〜」
三 「・・・僕もいらない」

おわり。

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★ お笑いシャンテライブ Vol.2 ★
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不明

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制作:(株)ビー・エム・シー/(株)メディアタックエンタープライズ
発売・販売元:松竹株式会社 ビデオ事業部
発売日:1996年7月22日 時間:54分
出演者:キャイーン まじかるず 潜在意識 ピースケくん 小脇健二 バカルディ MANZAI−C AKIKO

      


バカルディの出演時間は約7分30秒。 Vol.1と同様、コントのタイトルは不明です。 内容は全く違いますが、三村さんが付き合っている女性との結婚を認めてもらうため、彼女の父親である大竹さんを尋ねると言う設定は、単独ライブビデオせんたくもん「芸能人がやって来た」と同様。 三村さんが付き合っている女性の名前も同じく「かずみ」という設定です。
■(娘さんを下さいネタ)

付き合っている彼女との結婚を認めてもらうため、父親である大竹さんの家に来ている三村さん。 正座で周りを見渡していると、

竹 「ミムラ君、ミ、ム、ラ〜だね」
三 「はい、そうです」
竹 「ミ、ム?」
三 「はい、そうです」
竹 「ミム君はあの〜」
三 「ミムラーです」

そわそわして落ちつかない三村さん。 大竹さんに「緊張しなくていいよ」と声をかけられ、

三 「じゃ、ちょっと足くずしていいですか?」
竹 「それは早いだろ、まだ」

そこで三村さんは手土産に持ってきた沖縄の地酒を差し出すことに。 だが、それを受け取った大竹さんは「あわせい?」。 三村さん「あわもり(泡盛)って読むらしいですよ。 僕も初めはあわせいって言っちゃってたんですけどね」とフォローするが、大竹さんに「言ってないだろ? これをあわせいって読む奴はそうそういない」と指摘されてしまう。 肩を落とす三村さん。 気を取り直して「このお酒強いんですよ」と話題を変えるも「小錦より強いかな?」とオヤジギャグで返されてしまう。 「え!?」と聞き直し、下を向く三村さんに大竹さんは、

竹 「まじめ? キミ」
三 「いや、まじめじゃないですけど・・・」
竹 「まじめじゃないんだ」
三 「まじめ・・・かな?」

返事に困る三村さんを見て大竹さんは「なに言ったらお父さんに気に入られるの?って状態だろ」と詰め寄る。 三村さんは「そんなことないですよ」と否定するが、大竹さんは「俺はハッキリした奴が好きなんだよ」と宣言。 対する三村さんも「いや、僕もハッキリした奴が好きですよ。 僕もそういう性格ですから」と同意し、

三 「じゃあ、ちょっと足くずしてもいいですか?」
竹 「いや、それはまだ早いだろ」

またも許しをもらえなかった三村さん。 しかたなく部屋を見渡していると壁に掛けられた賞状を目にし、大竹さんにたずねる。 すると大竹さんは「娘のかずみが中3の時に取った英検3級の奴だよ。 君は英検あんの?」と三村さんにたずねる

三 「あ、一応・・・ありますけど」
竹 「何級なの?」
三 「2級を・・・」
竹 「・・・コレ捨てちゃうか? 意味無しだもん」

「僕は大学の時の2級ですから」とフォローする三村さん。 そして「小っちゃい時も可愛かったんでしょうね〜」と話をそらす。 「いつもケンカばっかりして、傷だらけだったよ」と昔を思い出し語りだす大竹さん。 「そうなんですか!?」驚く三村さん。 しかし大竹さんは意外にも自分の顔を指差し、

竹 「今でもほら、ここに傷のこってんだろ?」
三 「お父さんの話だったんですか!?」

さらに続ける大竹さん。 娘が1番可愛いかったのは3歳ぐらいのときで「目の中のカワズだったね」と謎の言葉で振り返る。 「でも身体が弱かったんだよな〜」と言い。

竹 「ほら、戦後まもなくで、結構食うもんがなくてね」
三 「それもお父さんの話じゃないですか!」

いっこうにかずみさん情報を得られない三村さん。 部屋に置かれていた釣竿を見つけ話題をかえる。 まんざらでもない様子の大竹さん。 カーボンでヘラブナ用、長さは4m50cmと解説しながら釣竿を伸ばすが、調子に乗って障子に穴を空けてしまう。 さらに大きな魚拓を指指し自慢するも、よく聞けば隣りのサイトウさんから貰った物だという。 釣トークで少し心を掴んだと感じた三村さん。 ついに本題を切り出す。

三 「お父さん! かずみさんと結婚させて下さい。」

しかし大竹さんは「まだ早いと」難色を示す。 「そんなことないです」と食い下がる三村さんに大竹さんは「プロポーズしたのか? なんて言ったんだよ」と問い詰める。

三 「君にこれから10の不幸を与えるかもしれないけれど、11の幸せを与えてあげるよ・・・」
竹 「ホントに言ったの? それ?」

男らしくないと否定する大竹さん。 「俺について来い!」という言葉をテープに録音し友達に渡してもらったと、自身のプロポーズを発表すると、こんなどこの誰だかわからない奴に、「うちの馬の骨はやれないよ!」と意味不明な言葉を浴びせる。 それでも引かない三村さん。 再度アタマを下げ、

三 「かずみさんと結婚させて下さい!」

すると大竹さんは、俺もやりたくない訳じゃない、試していたんだと告げ、相し相愛で愛しあっていると言う三村さんに最後の試練を与える。

竹 「じゃあ、もしキョンキョンと杉本彩、2人と付き合えるっていったらどうする」
三 「そりゃあ、かずみさんですよ」

思ったよりたくましい男で安心したという大竹さん。 ついに最後の言葉を投げかける。

竹 「三村君! うちの娘とけ・・・」
三 「はい!?」
竹 「うちの娘とけ・・・」
三 「ちょ、最後の肝心なところが聞こえづらかったのでもう一度お願いします。」
竹 「三村君!」
三 「はい!」
竹 「うちの娘と・・・けこしくん」
三 「けこしくんって言ってたんですか!」

おわり

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★ お笑いシャンテライブ Vol.3 ★
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制作:(株)ビー・エム・シー/(株)メディアタックエンタープライズ
発売・販売元:松竹株式会社 ビデオ事業部
発売日:1996年7月22日 時間:55分
出演者:テンション 松野大介 キャイーン バカルディ キリングセンス 浅草キッド 爆笑問題

      


バカルディの出演時間は約9分。 Vol1、2と同じくコントタイトルは不明。 高校の野球部の話で、部員の三村さん(POPEYEと書かれたユニフォームを着用)に監督で三村さんの父親でもある大竹さん(なぜかCIAと書かれたウィンドブレーカー着用)という設定で、甲子園を目指す監督と選手だが、同時に実の親子という微妙な関係に苦悩するという内容です。 なお、このVol.3は「キャイーン」 「浅草キッド」 「爆笑問題」とかなりのBIGネームが揃っており、浅草キッドは放送禁止用語を連発してたりします。
■(高校野球ネタ)

野球部の練習。 父親でもある監督の大竹さんからノックをうける三村さん。 「ラスト3本! ミスしたら10本増えるからな」と声をかけ、バットをかまえる大竹さん。 しかし監督自身が連続して空振りしてしまう。

竹 「ラスト 13!」
三 「え!?」
竹 「ラスト 23!」
三 「監督がミスしてるじゃないですか!」

改めて残りのノックを受ける三村さん。 だが「残り2、ラスト、最後、エンド、フィン、フィナーレ・・・」となかなか終了しない。 「いつ終わるんですか!」思わずキレてしまう三村さん。 ノックが終わり、後片付けをしている三村さんに大竹さんが声をかける。「入部早々のお前が監督のノックをうけられる。 どう言うことか分かるか」 「みんなより群を抜いてうまいからじゃないですか?」と、自画自賛する三村さんに大竹さんは、

竹 「イヤ違う、群を抜いて俺の息子だからだ」
三 「贔屓じゃねーかよ」
竹 「イヤ、群を抜いた贔屓」

三村さんの素質は認めるものの、まだヒヨコ、カリメロだと指摘する大竹さん。 そして俺とお前は親子だ、周りから贔屓と思われない様、監督と選手の関係を徹底する。 マサカズ、父さんなどと読んだらケツバットだと宣言する。 素直に了承する三村さん。 だがその直後、自らを「とうさん」と呼んでしまう大竹さん。 三村さんに指摘されるも「とのさま」だよ、と何とか誤魔化し話を変える。 「お前をいずれキャプテンにしたいと思っている」

竹 「キャプテンでピッチャーで、4番で、キャッチャーだ」
三 「訳わかんないじゃないですか!」

「ピッチャーでキャッチャーは無理」と丁寧に説明を受けた大竹さんは「ピッチングフォームを見せてみろ」と話をそらす。 投球フォームを披露する三村さん。 しかし「ダメだ身体全体を使え」とプロ野球選手の投球フォームを真似て見せる大竹さん。 その苦しそうな表情をみて「顔がですか!?」と驚く三村さん。 「違う! 肘を前に出して、膝をつける」と力説する大竹さん。 もう一度真似るがまたもダメだしを受けてしまう三村さん。 「流れの中でやらないと」と、再びお手本を見せる大竹さん。 だが地面に膝を強打してしまい、

竹 「うわー! 膝割れちゃったよ!」
三 「だいじょぶですか!?」
竹 「半月板損傷だぁ〜!」

あきれる三村さん。 「大丈夫、大丈夫」と強がる大竹さん、だがここで「こんなもんで父さん・・・」と禁句を発してしまう。 「え!?」と聞き直す三村さんに「こんなことで・・・会社が・・・とうさん(倒産)」と意味不明な言葉を口にする大竹さん。 「誤魔化してないですか? 今、(父さん)言ったじゃないですか」と詰め寄る三村さん。 しかし大竹さんは三村さんに禁句を言わせようと反撃に移る。

竹 「誰? 俺はお前のナニ? 母さんと・・・?」
三 「言わせるゲームなの!? コレ?」

「そんな事の為にこのルールを作ったんじゃないでしょ?」大声をあげる三村さん。 だが大竹さんは何事も無かったかのように練習を再開させ「軸足を動かしてしまうトルネード投法」 「手首だけで投げる左右投げ」を披露。 続けてバッティングチェックに移る。 豪快にスイングする三村さん。 大竹さんはとうとつに質問する。「お前はプロ野球選手でだれが好きなの?」 マジメに答える三村さん。「僕はダイエーの内之倉と阪神の萩原」 そして、

三 「父さん・・・は」
竹 「!?」

思わず禁句を言ってしまった三村さんん。 「とさ〜く〜♪ 女房が呼んでいる〜♪」と、「与作」の歌に変化させなんとか逃げようとするが、「いま誤魔化したんじゃねーか!?」と大竹さんにつっこまれてしまう。 「え!? 誰がですか? 僕はアナタの何ですか?」 大竹さんにも禁句を言わせようと必死に抵抗する三村さん。 しかし「記憶喪失になっちゃたの?」と一蹴されてしまい、改めて聞き直す、

三 「監督はだれが好きなんですか?」
竹 「ドラサンズのおみあい。 ライオネルズのきよひら」
三 「ファミコンのキャラクターじゃないですか!? ファミリースタジアムの!」

気を取り直して練習を再開する2人。 大竹さんの拳をボールに見立て、バットコントロールの練習を受ける三村さん。 しかし大竹さんの繰り出す奇妙な動きになかなかついていけない。 すると大竹さんは「俺はどんな球でもついていける」と豪語し役割を交換する。

竹 「俺はこう見えても昔、竿師って呼ばれてたんだよ」
三 「意味違くないですか!? それ」

三村さんの拳に必死に食らいつく大竹さん。 「俺は相手の投げる球種が分かる」と言い始める。 疑う三村さんに大竹さんは、「投げようと思っている球種を言ってみな、同時に言い当ててやるから」

三 「じゃあ行きますよ。 せーの」
三 「シュート」
竹 「シューク」

何度か挑戦するも全てうやむやに答える大竹さん。 「だって感で打ってるんだもん」と白状する。 疲れた2人は練習を終了させ、夕飯の話を始める。 しかし大竹さんは「あくまで監督がお前の家に行って飯を食うって事だ」という。 「わかってますよ」と、うなずく三村さん。 「監督が飯食っていろいろした後、お前んちのお袋と寝る」と、さらに続ける大竹さん。 「なんかイヤですね、寝取られたみたいで」複雑な心境の三村さん。 「その方が刺激があっていいんだよ、他人っていうシチュエーションが大事なんだから」と野球に関係ない気持ちを語る大竹さん。 驚く三村さんは「監督が楽しむためにこの野球部を作ったんですか!?」とつっかかる。 「お前と甲子園行くためだよ」と否定し、あくまで「野球のため」を強調する大竹さん。 だがその直後、あっけなく禁句を口に出してしまう。

竹 「もう腹へって、父さん・・・」
三 「!?」
竹 「とうさ・・・くん? とうさ君はどうした〜!」
三 「誰だよそれ!」
竹 「とうさ君!」
三 「甲子園は・・・無理だ」

おわり

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